1.自治体とメーカーによる顧客に対する商品説明会・技術講習会の開催
弊社展示会等を活用して「展示会形式」での説明も有効な手段ではありますが、より密度の高い商品
説明や調理方法等の技術講習会は具体的に商品導入に繋がりやすく、よりよい戦術の一つです。
販売店(小売・料飲店)に地域特性や商品、調理方法を理解させることにより「ファン」を作り上げ、
安定的な販売に繋げましょう。
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現在の中国の日本料理店は中国人経営の店が殆どで、料理人も中国人であることから以下の問題が出
できております。
○料理長が中国人で日本人がいないため、技術の向上が出来ない(料理の方法、飾り付け、素材選び
味のチェック、季節商品の取り入れ方等、まだまだ知らない日本食材が多い)
○味の安定化が出来ない(基本的な味が判らない)
○新規のメニュー開発が出来ない
○他店とのメニューでの差別化が出来ない
○小規模な店が多いので、メニュー自体をカラーで作成する等のノウハウがない
以上の様な問題は、我々にとって彼らに食い込める「大きなチャンス」であることは間違い有りませ
ん。そこで、我々とメーカーとタッグを組み、これらの市場に対して技術講習会の開催などのより積
極的な取り組みを行っております。
※実績としては、製麺メーカー・清酒メーカー・醤油メーカー等
▼製麺メーカーにより「ラーメン道場」の様子
2.自治体とメーカーによる弊社従業員に対す定期的な教育
弊社も永年地方商品を販売してきておりますが、現場の日本人を含めてその販売している地域への理
解や地域特性等について十分な理解が出来ておらず、顧客に対しても十分な説明が出来ていないため
結局、顧客の価格重視の考えに押し戻され、十分な営業が出来ていないの現状です。
(※地方商品は、NBメーカーの商品に比べコスト高)
今後は、販売店(弊社を含む)への商品教育や料飲店向けのレシピ提供等、売る側への「戦うための武
器」を与えることが拡販と定番化に大きく貢献するポイントだと考えております。
是非、「売り手側を味方に付ける」という戦略を実施して下さい。
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弊社の従業員は、日本人もおりますが、全ての商品に精通しているわけではありません。
また、中国人スタッフは取り扱っている全ての商品を食べたことがあるというわけでもありません。
そこで、弊社が代理店をしている各メーカー様から取り扱っている商品の試食や説明をして頂き、
営業担当者の商品に対する理解度を高めてことにより、営業力を上げようという試みをしておりま
す。 この活動は、3〜4ヶ月に一度程度行っております。
※実績としては、製麺・清酒・醤油・お酢・ビール・コーヒー・調味料メーカー等多数
▼有機麺の会社によるセミナー&試飲会の様子
3.自治体とメーカーによる顧客の工場視察
前項で説明した販売店(小売・料飲店)側の「ファン作り」の一環として、日本での工場視察や体験学習
は有効な戦術です。体験をすれば「自ずと商品に対する思いが入るのが人情」です。これをうまく活用
するのは大変効果があります。
日本での商談会への招聘に合わせて実現させると経費も少なく効果が望めます。
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料飲店や百貨店の方々に商品を理解して頂くことにより売上向上を目指すことが目的で、顧客の工場
視察等を積極的に進めております。
最近では、ビザの規制緩和等もあり来日も容易になってきており、更に、自治体の協力等で費用負担
等のサポートも出できていますので、今後より多くの工場視察や食体験の機会が増えると考えており
ます。
このような機会を活用して、皆様の商品のアピールをして頂けるとブランド展開と同時に商品展開も
スムーズになると考えておりますのでご検討下さい。
▼清酒メーカー視察(日本)