定番化を進めるに当たり大きな問題となるのは「商品の認知をどのように上げるのか?」ということで
す。幾ら美味しくても、幾ら商品の包装が綺麗でも小売店が定番としておいて頂けることはありません。
なぜなら、それだけでは売れないからです。
既に、中国は急速なる経済発展を遂げていますので、都市部の方々は日本からの輸入食品を買えるくら
いのお金は十分持っていますので、日本食が売れる市場は十分あるのです。
では、「その市場にどのように参入するのか?」
答えは簡単です。
食べ方を教えれば良いのです!
何故、売れないのか?
▼ラベルが読めないので何だか判らない!
▼食べたいのだが使い方が判らない!
▼一度買ったが、その料理にしか使えないのであれば、使用頻度が少なくもったいない!
これが消費者の声です。
「売れない」のではなく「買いたくても買えない」のです。
メーカーや自治体の方々はこの部分の理解がまだ不十分で、どうしてもイベントやデモ販売だけに目が
行ってしまっておられます。
どの国でも同様で、使い方が判れば商品は売れます。(勿論、味は大事ですが)
そのことにヒントとを得て、弊社は下記の様なレシピ本を制作しました。
当社の制作しているレシピ本は、従来までのメーカーの制作していたレシピカードとは全く違います。
1社ではなく取扱商品が違う複数の会社が色々な商品のレシピを掲載することで、お客さんに「捨てさ
せない」効果を持たせています。また、敢えて50ページを超えるものにしているのも「捨てさせない」
ためのアイデアの一つです。
■レシピ本について
現在、中国のスーパーや百貨店では、メーカーが販促のために作成している「棚前のレシピカードの
設置」は、基本的に出来なくなっています。理由としては「店舗内が汚れる」ということです。
これは、一度興味本位でカードフォルダから取って見た客が、必要を感じず他の棚や売り場に置いて
行ってしまうということが原因です。
日本商品は、中文ラベルに満足な使用方法が書けるわけではなくこのレシピカードに頼っていました
が、これが使用できなくなり、販売店担当者はもとより中間流通の弊社やメーカーもそれぞれの立場
で困っていました。
そこで弊社はレシピ本の制作を考え、09年に19社の協力を得てレシピ本Vol.1を完成しました。
現在はVol.2を発行し、弊社展示会での配布はもとより、天津伊勢丹や北京ヨーカドー、北京JUSCO
等定期的な配布をさせて頂いております。また、地方の百貨店の日本食コーナー立ち上げの時の配布
や、日本料理店での配布等、効果的な配布方法を取っております。まい、地方の商品も掲載しており
定番化の大きな力となっております。
ここに自治体の広告や地方商品の専用ページ等を作成し、百貨店や料飲店での販促活動時に配布する
ことにより、従来にはない反応と継続性という効果を生み出せますので、是非、自治体の方々も販促
活動にお役立て下さい。
▼弊社制作のレシピ本 Vol.6
▼弊社制作のレシピ本 Vol.5
▼弊社制作のレシピ本 Vol.4
▼弊社制作のレシピ本 Vol.3
▼弊社制作のレシピ本 Vol.2
▼弊社制作のレシピ本 Vol.1